院長の松原です。

12月に入ると途端に今年ももう終わりだとい

う気持ちになると共に、1年の締めの月という

ことで身の引き締まる思いです。

 
今年もコロナ禍の1年となりましたが、当院は

換気や消毒を徹底し、多くの患者さんに来院

していただき、本当に有り難いです。

コロナ禍でやむを得ずお店を畳んだり病院を閉じたりするところもある中で、変わらずに診療を続けられているのは、足を運んで下さる患者さんがるいるからであり、当院で働いているスタッフも辞めずに付いてきてくれるからです。

 
当院を開院してから来年の1月で、ちょうど5年が経過します。
毎日医院や患者さん、スタッフのことを考え、ただただ走り続けてきたので、5年も経ったという実感はあまりないのですが、5年も続けられているこの状況に感謝しなくてなりません。

毎年この時期になると、開業した時のことを思い出します。

開業は私の人生の中で受験勉強より研修医時代より、開業するのことが1番大変だったんじゃないかな、と思います。
細かいことから大きいことまで決めていかなくてはならないことが山程あり、勤務しながら業者の方と打合せ、採用面接、内装工事の確認、材料や部品の準備、それでも患者さんがくる保証はないですから、ふと患者さんは来てくれるのだろうか？と不安になりながら進めたものです。

私の場合は、運もよかったのだと思います。
開業してから沢山の患者さんに来ていただけてスタッフに恵まれ、開業時はユニット３台でスタートしましたが、今年は夏休みに内装工事をし診療スペースを広げ、ユニットは全部で7台となりました。
そして何とかこうして5年という節目を迎えられるということに感謝申し上げます。
内装工事をしてまでユニットを増やすべきなのか？と自問自答しましたが、結果的にやってよかった。

今までクリーニングの患者さんの予約が取れず延ばし延ばしになっていましたが、ユニットが7台になったことにより格段に予約が取りやすくなりました。
待ち時間も以前よりは短縮できてると思います。
患者さんにとったら、まだまだ至らないことはあるかと思いますが、どんな事情であれ当院を選んで来院いただく患者さんは大事にしたいと思っております。

そして、働いてくれているスタッフも大事にしないとですね。
開業時から働いてくれているスタッフが3〜4名いますが私にとっては戦友のようなものです。
もちろん後から入ってきてくれたスタッフも戦友に変わりはないですが、最近は特に今いるスタッフは長く働いてもらえるよう大事にしないといけない、と思うようになりました。

 
これは来年の目標です。スタッフに長く働いてもらうこと。

 
恐らく働こうと思えば当院でなくてもどこでも働けると思うんです。なのになぜわざわざ当院で働いてくれてるのか？

 
家が近いからかもしれないし、帰りにベルクスで買い物ができるからかもしれないし、自転車で通勤できるからかもしれません。
理由は何でもいいんです。

 
当院は他の医院と違い、土日も祝日も診療してるし平日なんて夜8時半まで診療してそこから片付けて着替えて、恐らく家に帰るのは少し遠いと9時半くらいになっちゃいますよね。

こう見ると条件は本当によくないですよね。私が言うのもおかしいですけど。

 
こんな環境の歯科医院でわざわざ働いてくれるわけです。私もスタッフを大事にして働きやすい環境を作ることは義務だと思っております。

来年は、スタッフに良い報告（勤務条件の向上）を、そして患者さんにも満足をしていただける治療ができるようもっともっと精進したいと思います。

素敵なクリスマスと良い新年をお迎えください。

松原

久しぶりのブログの更新になってしまいました。

コロナ禍で感染に対しての対策を最大限にしながら診療をさせていただいております。

常時歯科医師3名以上（土日は2名）での診療体制にしてしばらく経ちますが、歯周病予防としての定期メンテナンス、乳歯交換期の定期フッ素塗布のご予約が取りにくいというお言葉（ご指摘）を患者さんから沢山いただくようになりました。

こういったご指摘はほとんど受付で受けることなので、私自身が直接患者さんから聞くことはあまりないのですが、受付スタッフが患者さんからのご指摘をいただいた際は小さなことでも逐一報告するよう伝えております。

患者さんの生の声は、よりよい歯科医院をつくっていくために大変参考になるのです。

私たち中で働いている人が、いくら頭をひねって考えても『予約を取ってみのる歯科に足を運んで患者さんとして診療台に座って治療を受け、最後にお会計と次回の予約を取る』この実際の一連の流れを体験した患者さん自身が「あれ？」「なんか違うんじゃないか」「不便だな」そういった小さな不満や違和感などのリアルな声に耳を傾けないと、現状のままで今よりもより通いやすい歯科医院に生まれ変わることはないと思っております。

したがって、患者さんからのご指摘は真摯に受け止め、どうしたら改善できるかを常に考えるようにしております。

特に今年になって予約を取りやすくするために、常勤歯科医師1名、常勤歯科衛生士1名増員しましたが、とうとう診療台のキャパシティが限界になりました。

その中で、私の中に「診療台がもう一台増えれば、もっと患者さんを待たせることなく効率よく治療が出来るのではないか？」と考えるのになりました。

すでに当院の設計ではユニット（診療台）6台で目一杯だったのですが、コロナ禍で今となっては使わなくなってしまったキッズスペースを利用しどうにかしてあともう一台増やせないかと考え、常勤の奥住先生と設計事務所に設計図面を考えていただきユニットをもう一台増やす設計図が完成しました。

ただ一つ、最後まで悩んだのは、スタッフルームにあったスタッフ用のトイレを潰さなくてはならないことです。　　

実はみのる歯科には、スタッフ用のトイレがあったのです。

恐らくベルクスのテナントに入ってる中で、自分の敷地の中にトイレを作ったのはみのる歯科だけだと思います。

ベルクスのバックヤードに従業員用のトイレがあり、本来であればそのトイレを使用すればよかったのですが、開院する際に私は「近くにあった方が便利」と簡単に考えわざわざトイレを作ってしまったのです。

最初からなければ何も思わないでしょうが、「今あるものがなくなる」のは本当に不便を感じるものです。

当然スタッフからも「トイレがなくなっちゃうんですか？」との声が上がりました。

私としては悩むわけです。

患者さんの要望は聞くのに、スタッフの要望は聞かないのか、と。

なんとかトイレを残したまま診療台を一台増やす設計はできないか考えましたが、やはりどうしても難しいとのこと。

結局最後はスタッフが理解を示してくれ、診療台を増やすことに決まりましたが、トイレを作ってしまった自分にも問題がありますが、このことばかりはトイレを残してあげたかったなと、悔いが残ります。

今回はスタッフが理解を示してくれて実現するので、何か別のことでスタッフの要望をどこかで叶えてあげたないなと思います。

トイレの代わりにはなりませんが、有給は全日消化できる体制を整えるにしてあげたい、など待遇面でスタッフがもう少し働き易い職場が実現できないかと色々考えております。

話が逸れてしまいましたが、当院の理念として浮間舟渡という地域に密着すること、歯のことで困っている方にはどんなことでも対応するという考えのもと、今後も最大限の体制で診療に当たりたいと思っております。

診療台を増やす工事のため、8月のお盆期間中は院内改装期間として休診とさせていただく予定です。

具体的な日程が決まりましたら、改めてご報告致します。

ご不便をおかけしますがよろしくお願いします。

松原　稔

未就学児の患者さんにとって、午前中の診療がお勧めの理由をご説明いたします。

• 午前中は１日の始まりでまだ疲れていないため、体調が安定しています
• 精神的にも安定しているため、暴れずに頑張って歯科治療ができることが多いので、安全に治療ができます。また、本人の自信にも繋がります
• 普段、上手に歯科治療ができていたお子さんでも、午後のお昼寝時間と被った場合は寝ぐずり、夕方は疲れていてぐずってしまうことが多いです（そのまま、歯医者嫌いなお子さんになってしまう場合もあります）
• 夕方に治療した場合、その後に何かあっても病院が閉まってしまうため、小児歯科専門医がいない夜間救急に行かなければならなくなります
• 午後は急患の患者さんが多いため、午前中はお待たせすることが少ないです

久しぶりの更新となってしまいました。

中々収まるところ知らないコロナウィルス感染症の脅威には驚かされますが、

当院では感染症対策を強化しながら日々診療を行っております。

最近患者さんから「マウスピース矯正」「インプラント」「親知らずの抜歯」についてご質問をいただく

ことが多いです。

いずれにしても、ご質問の内容は主に上記の治療を「みのる歯科で受けられるか」というものです。

当院では各分野の専門性の高い治療については、それぞれ専門の歯科医師が治療を担当するようにしております。

そのため、上記の質問に対しては「基本的には全ての治療に対して対応しております」

とお応えさせていただいています。

持病をお持ちなどで掛かりつけの先生による判断がないと歯の治療を進めるのが望ましくない場合、など

特段の理由がない患者さんについては基本的に当院で診療を受けられます。

マウスピース矯正もインプラントも親知らずの抜歯も、全て自分で行える、という先生も

いらっしゃるかと思いますが、当院では敢えてそれぞれの専門先生に来てもらい

専門分野にはその専門の先生に診て頂くという診療のスタイルをとってります。

何本も枝分かれしている太い一本の木をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

お口の中の機能は歯の健康だけでなく、噛み合わせ、顎関節が正常でないと体全体の健康的な活動ができません。

そのため、患者さんのお口（体）の健康を守るという意味では、

歯科治療においては対応できない分野のないような歯科医院でありたいと思い、分野毎の先生による診療という形を

とるようになりました。

もしお口の健康に関してお困りのことがございましたら、どんな内容でもご相談ください。

みのる歯科　松原